FAQ |
Q1: | 気候の良い日に窓から外の空気を取り入れることは可能ですか? |
A1: | 問題ありません。基本的には、屋外の快適でない温度・湿度・騒音・ほこり・花粉などの侵入を少なくし、外気をとり入れ、汚れた空気を排出して健康的な空間に維持するというものです。過ごしやすい快適な気候の時は、窓を開け放って自然の空気と陽光を思う存分とり入れてください。 |
Q2: | 換気をずっとしていると、電気代が高くつくのでは? |
A2: | 住宅の形にもよりますが、40坪程度ならば家庭用大型冷蔵庫なみの1か月の電気代で計画換気ができます。 |
Q3: | 計画換気ってどういうものですか? |
A3: | これまでの住宅は、風が勝手に隙間を行き来し、自然に換気がなされていました。 任意にコントロールできないため、必要以上に空気が出入りするので、冬の冷気や夏の蒸し暑い空気が騒音を伴い大量に室内に入り込み、暖・冷房の熱を逃していました。また、空気の流れをコントロールできないため、臭いのこもる原因でもありました。 隙間がほとんどない住宅は保温性にすぐれており、隙間に邪魔されることがなく、計画的な換気を実現することが可能です。吸気口から外気を取り込み、排気口から一定量を排気する換気システムを計画換気システムといいます。 |
Q4: | 間取りのプランに制約はありますか? |
A4: | 自由に設計できます。ただ、全館をより安定した温度・湿度にするためには、部屋を小割にしないで、できるだけオープンな間取りにすることをおすすめします。室内ドアは下部に隙間をあけたり、通気ガラスを設けたりして、できるだけ空気の流れをさまたげないようにします。また、吹き抜けは寒いというイメージがありますが、適切な冷暖房により全館ムラなく冬は暖かく夏すずしくできる構造ですので、自由におつくりください。 |
Q5: | 遮音性はいいのでしょうか? |
A5: | 屋外の音の大きさは従来の住宅の半分くらいの感じです。鳥のさえずりは耳をすますと聞こえます。ただし室内で発生する反響音対策としては、従来の住宅と同様に、オーディオルームやカラオケルーム、楽器の練習室のような特殊な部屋は、床・壁・天井を吸音材や遮音材などで特別に施行することをおすすめします。 |
Q6: | サッシの結露対策は? |
A6: | ガラスは全て断熱効果にすぐれた複層ガラスを採用しておりますので、アルミとアルミの間に樹脂の断熱部品をはさみ込んで熱を伝わりにくく、結露の発生しにくいサッシです。 |